薩摩川内 図書スペースやキッズスペース備えた複合施設が完成
薩摩川内市役所のそばに、市民が利用できる図書スペースやキッズスペースなどを備えた九州電力の新たな複合施設が完成し、今月29日のオープンを前に17日、内覧会が行われました。
このたび完成した複合施設「センノオト」は、3年前に閉鎖した「川内文化ホール」の跡地に建設され、2階建ての本館と平屋建ての別館があります。
このうち、およそ1500平方メートルある本館の1階には、1万冊を超える蔵書がある図書閲覧スペースが設けられているほか、北薩で初めての出店となる「スターバックスコーヒー」が入っていて、コーヒーを飲みながら読書などができるようになっています。
また、受験生などが利用できる41席の学習席や、6人から8人が利用できる会議室、それにオンライン会議などが開けるWEBブースも備えています。
一方、別館にはおよそ450平方メートルのキッズスペースが設けられ、子どもたち向けのおよそ1500冊の絵本などを読んだり、自由に工作を楽しんだりできるスペースが設けられています。
薩摩川内市の田中良二市長は「赤ちゃんから高齢者まで、楽しんだりくつろいだりできるスペースがたくさんあるので、多くの人に楽しんでいただきたい」と話していました。
また、九州電力の内藤誠治管財センター長は「にぎわいを発信できる施設を目指して、市民の皆さんとともに施設を育んでいきたい」と話していました。
センノオトは今月29日にオープンすることになっています。