南種子町 食の魅力を発信へ 全国展開の入浴施設とタイアップ

種子島にある南種子町は、食の魅力を発信しようと、全国展開する入浴施設とタイアップし、地元の食材を使ったメニューなどを楽しめるイベントを16日から開いています。

16日から始まった「南種子町食めぐり」では、全国展開する入浴施設とタイアップし、東京や愛知など9か所で、南種子町で生まれたA4ランクの「黒毛姫牛」のステーキや、安納芋のソフトクリームなど地元の食材を使ったメニューを楽しむことができます。

また南種子町は、種子島宇宙センターがある「ロケットの町」としても知られていることから、かつてスペースシャトルで国際宇宙ステーションに運ばれ、宇宙を旅した「こうじ」を使った焼酎なども味わえます。

このほか施設の浴場では、今後、替わり湯として、宇宙をイメージした紺色の入浴剤を使う予定だということです。

さらに5月の連休明けからは、6店舗限定で3日間、サウナの中で、種子島茶を熱した石にかけて蒸気を発生させる「ロウリュ」も実施します。

南種子町は「日本に誇れる四季折々の食があることを全国に発信したい。この機会を通じて、日本中の多くの人に南種子町を知ってもらうとともに、ぜひ、来ていただきたいと思っています」とコメントしています。

このイベントは、ことしの11月30日まで開催される予定です。