パリ五輪目指す バレーボール女子日本代表歓迎式 薩摩川内市

パリオリンピック出場を目指し薩摩川内市で強化合宿を行っているバレーボール女子日本代表の歓迎式が行われ、地元から選手たちに黒毛和牛などの特産品が贈られました。

バレーボール女子の日本代表チームは、ことし7月に開幕するパリオリンピックの出場がかかる国際大会が来月に控えていて、15日から薩摩川内市で強化合宿を行っています。

16日朝は薩摩川内市のサンアリーナせんだいで歓迎式が行われ、チームを激励しようと市や県などから黒毛和牛や黒豚といった特産品が贈られました。

また、大リーグの大谷翔平選手が、昨シーズン、パフォーマンスでかぶっていた薩摩川内市の会社が制作した「かぶと」なども用意され、選手たちはかぶって写真を撮ったりしていました。

チームは16日午前からストレッチなどをして練習を始めていて、今月21日まで薩摩川内市で合宿を行う予定です。

サンアリーナせんだいでの練習の様子は17日の午後と今月20日の午前に見学することができます。

キャプテンの古賀紗理那選手は「プレーに集中しやすい環境を提供してもらって感謝している。合宿でチームを仕上げて海外に向かいたい」と話していました。

眞鍋政義監督は「練習の環境がよく食べ物もおいしいので選手たちも楽しみにしている。オリンピック出場に向けてまい進したい」と話していました。