ガンダムが描かれたマンホールのふた 県内で初 出水市に寄贈

人気アニメ「機動戦士ガンダム」が、出水平野に飛来するツルや地元の観光名所とともにデザインされたマンホールのふたが、県内では初めて出水市に寄贈されました。
出水市役所では11日午前、“ガンダム世代”の職員など大勢の人たちが見守る中、マンホールのお披露目式が行われました。

寄贈された2枚のマンホールは直径63センチ、重さがおよそ40キロあり、1枚には、出水平野に飛来するツルと市内にあるツルの博物館「クレインパークいずみ」が、ガンダムと並んで描かれています。

そして、もう1枚には、アニメではガンダムの軍と敵対する軍の「アッガイ」と、出水市の観光名所「出水麓武家屋敷群」がデザインされています。

マンホールのふたは、「機動戦士ガンダム」のアニメなどを手がける「バンダイナムコグループ」が地域活性化に貢献しようと全国の自治体に寄贈していて、県内では初めて、九州では佐賀県有田町に続き2か所目だということです。

出水市は、多くの人に見てもらおうと、来月中旬まで市役所1階ロビーに展示したあと、それぞれ「クレインパークいずみ」と「出水麓歴史館」に設置することにしています。
出水市の椎木伸一市長は「ガンダムファンは多いのでたくさんの人に観光がてら出水に来ていただきたい」と話していました。