完熟マンゴーの収穫本格化 大崎町

母の日や父の日など贈答用の需要が増える時期を前に、大崎町では完熟したマンゴーの収穫が本格化しています。

大崎町の上原正一さんの8アールの農業用ハウスでは、「アーウィン」という品種のマンゴーの収穫が先月下旬から始まりました。

上原さんは、実が完全に熟して木から自然にはずれるまで待つ「完熟マンゴー」として出荷していて、10日は真っ赤に色づいたマンゴーをひとつひとつ手作業で収穫していました。

ことしは実が大きくなる時期に晴れた日が続いたことなどから、色づきがよく甘いマンゴーに仕上がっているということで、10日のPR会では試食した関係者が出来の良さを堪能していました。

「JAそお鹿児島」の管内では、11の農家がマンゴーを栽培していて、ことしは30トン以上の出荷を見込んでいるということです。

マンゴー農家の上原さんは「完熟なので味がとりえです。お世話になっている人にプレゼントしたり、食べたことのない人に味わってもらいたい」と話していました。