鹿児島市立病院でも鹿児島市議選の不在者投票

今月14日に行われる鹿児島市議会議員選挙を前に、病気などで投票所に行くことができない人を対象にした不在者投票が行われています。

不在者投票は、選挙期間中に長期の出張や旅行のほか、病院に入院していたり施設に入所していたりして、投票所に行くことができない有権者が、滞在先や施設内で投票できる制度です。

県選挙管理委員会は鹿児島市議会議員選挙で不在者投票できる施設として、鹿児島市ではあわせて98の病院や老人ホームなどを指定しています。

このうち、鹿児島市立病院では、入院している199人の有権者のうち22人が投票を希望し、院内の会議室に設置された投票所で投票するかそれぞれの病室で投票することになっています。

院内の投票所では、10日朝、病院の職員の立ち会いのもと、投票を希望する人が受付で説明を受けたあと1票を投じていました。

鹿児島市立病院の坪内博仁院長は「患者さんが療養できる環境を守りながら不在者投票の制度を活用してそれぞれの投票権を行使することが大切だと思う」と話していました。

不在者投票は、投票日前日の今月13日まで行うことができます。