福山黒酢 3商品で小林製薬製造の紅麹使用 自主回収進める

「小林製薬」の「紅麹」の成分を含む健康食品を摂取した人が腎臓の病気などを発症した問題で、霧島市の「福山黒酢」は、小林製薬が製造した「紅麹」を使った商品の販売を中止し、自主回収すると発表しました。

霧島市福山町に本社がある「福山黒酢」によりますと、自主回収の対象となるのは「桷志田」ブランドとして販売している「紅麹黒酢」と「紅麹ドレッシング(オニオン)」、それに「紅麹ドレッシング(キャロット)」の3つの商品です。

いずれの商品も製造段階で、小林製薬が回収を発表した紅麹原料を使用していたということです。

「福山黒酢」は今月23日から発売を休止し、25日から自社のHPで周知し、購入者と連絡を取るなどして回収を進めているということです。
対象となる商品の数はあわせておよそ11万4000本だということですが、これまでに健康被害は確認されていないとしています。