育休取得率向上に貢献 県警職員に警察庁の優秀警察職員表彰

育児休暇の取得率向上に貢献したとして、鹿児島県警察本部の職員に全国の優秀な警察職員を表彰する警察庁の賞が贈られました。

「全国優秀警察職員表彰」を受けたのは、鹿児島県警察本部警務部の大徳貴史課長補佐(54)です。

ワークライフバランス向上のため男性の育児休暇取得を進めたことなどが評価され、鹿児島県警の事務職員として初めて表彰されました。

鹿児島県警では、男性の育児休暇取得率は5年前はわずか0.9%でしたが、男性の育児参加の重要性について組織内で周知を進めた結果、去年は26%に向上したということです。

大徳課長補佐は「女性に育児の負担がかかっていると思うので男性の意識も変えていき、これから入ってくる若い人たちに警察はいい職場だと思ってもらうことで選ばれる職場になりたい」と話していました。