錦江町の小学生 東京の高校生と交流し地域の魅力発信

錦江町の小学生 東京の高校生と交流し地域の魅力発信

キャリア教育の一環として、小学生が東京の高校生らと交流しながら地域の魅力を発信しようという活動の報告会が、錦江町で行われました。

「錦江町ジュニアチャレンジ」と呼ばれるこの取り組みは、都市部の高校生との交流などを通じて、小学生が地域の魅力を再発見し、町の外へ発信しようと町が企画しました。

取り組んできたのは池田小学校の5・6年生の児童6人で、東京の高校生とリモートで交流しながら、1年間、都内の商店街のイベントで町の魅力を伝える企画などを考えてきました。

6日はその成果の報告会が、東京とオンラインも結んで小学校で行われました。

子どもたちは、保護者や協力した会社の担当者らを前に、町についてのクイズラリーがイベントで採用されたことや、企画での反省点、それに自分たちが育てたサツマイモを無料で配ったことなどをおそろいのTシャツ姿で発表していました。

発表を終えた児童の1人は「東京の人たちと触れ合えてよかった。いろんな人たちの前で紹介したことが心に残った」と話し、別の児童は「錦江町にはいろんなきれいな景色や、おいしい食べ物があってよかった」と話していました。

東京との仲介役を担った「NPO法人たがやす」の山田智之理事は、「テクノロジーも進化しているので、自分の未来が自分の力と周囲の協力で広がって行くことを企画で実感してもらい、新たなチャレンジにつなげてほしい」と期待を寄せていました。