盗撮容疑で逮捕の鹿屋航空基地の自衛官 停職3か月の懲戒処分

海上自衛隊は、飲食店のトイレに侵入し複数の女性を盗撮したとして、鹿屋航空基地の34歳の自衛官を停職3か月の懲戒処分にしました。

海上自衛隊などによりますと、鹿屋航空基地の第1航空隊に所属する34歳の1等海尉は、去年6月、県内の飲食店の女子トイレに侵入してカメラを設置し、複数の女性を盗撮したとして逮捕され、その後、県の不安防止条例違反などの罪で罰金50万円の略式命令を受けました。

これを受けて海上自衛隊は、13日付けでこの1等海尉を停職3か月の懲戒処分としました。

自衛隊の聞き取りに対し1等海尉は「事件を起こしたことを大変申し訳なく思っている」と話しているということです。

鹿屋航空基地第1航空隊司令の林和昭1等海佐は「隊員がこのような事案を起こしたことを大変重く受け止めている。隊員の指導を徹底し再発防止に努める」とコメントしています。