3日は節分 半分の長さの恵方巻が主流に フードロスを削減

3日は節分です。
鹿児島市の商業施設では、フードロスを減らそうと通常の半分の長さの恵方巻が多く準備されています。

鹿児島市の商業施設「マルヤガーデンズ」の地下売り場では、3日、7つの店舗のあわせて9種類の恵方巻が販売される予定です。

コロナ禍で家で過ごす時間が長い時期があったことから、家で楽しめるように、海産物や卵焼きを巻いた恵方巻だけでなく、肉など種類が豊富になって、楽しみ方が多様化したということです。

ことしは健康を意識して、十穀米で照り焼きチキンを巻いた商品や、鹿児島県産の黒毛和牛を使った豪華でボリュームのある商品などが準備されています。

また、フードロスを削減しようと、通常の半分の9センチほどの食べきれるサイズが主流となったほか、一部を除いて、店側が事前予約を受け付け、当日の販売分を抑えることで売れ残りを減らす工夫も進んでいます。

ことしは5年ぶりとなる週末の節分ということで、イベントを楽しむニーズの高まりから、豆とお菓子がセットになった商品なども取りそろえています。

「マルヤガーデンズ」の松見千種広報室長は、「バラエティがある恵方巻を増やし、家族で好きなものを食べられるようにハーフサイズを充実させました。それぞれが1年を健康に過ごせるよう願って楽しんでもらいたいです」と話していました。