越冬地・出水平野でツルの「北帰行」確認 去年より2日早い

国内最大のツルの越冬地として知られる出水平野で、29日、ツルが繁殖地のシベリアなどに戻るため北へ飛び立つ「北帰行」が確認されました。

出水平野は国の特別天然記念物に指定されているナベヅルやマナヅルなどが渡ってくる国内最大の越冬地で、今シーズンは去年10月以降、昨シーズンよりおよそ2900羽多い1万2972羽の飛来が確認されました。

県ツル保護会事務局によりますと、29日午前10時40分すぎ、マナヅル15羽の「北帰行」が確認されたということです。

出水平野で冬を過ごしたツルが繁殖地のシベリアなどに戻る「北帰行」は、去年に比べて2日早いということです。

ツルの「北帰行」は、3月下旬まで続きます。