J2昇格の鹿児島ユナイテッド ふるさと納税仲介サイトを開設

サッカーJ2に昇格した鹿児島ユナイテッドが、運営資金を確保しながら地域にも貢献しようと、ふるさと納税の仲介サイトを独自に立ち上げました。
クラブによりますと、Jリーグのチームが仲介サイトを開設するのは初めてだということです。

鹿児島ユナイテッドが今月開設したのは、クラブ公式のふるさと納税の仲介サイト「鹿児島ユナイテッドFCふるさと納税」で、通称は「ゆなさと納税」です。

このサイトでは、鹿児島ユナイテッドとゆかりのある鹿児島市の黒豚しゃぶしゃぶや芋焼酎、薩摩切子といった返礼品を掲載しています。

鹿児島ユナイテッドによりますと、自治体から寄付の一部が入る仕組みで、クラブハウスの建設費用など運営資金に役立てる一方、自治体側にもJ2昇格で注目を集めるクラブと連携することで、サポーターをターゲットにPRできる効果があり、地域貢献につながるとしています。

Jリーグのチームが仲介サイトを開設し運営するのは初めてだということです。

今後、選手による特産品の紹介や、クラブと自治体が連携した返礼品の掲載を予定しています。

また、選手の出身地や、クラブの活動の中で交流がある地域など、掲載する自治体を増やしていきたいとしています。