鹿児島空港とベトナム 定期路線の就航に向け 協定締結 県庁

鹿児島空港とベトナムを結ぶ定期路線の就航に向けて、県は21日ベトナム航空と大手旅行会社との間で、プロモーション活動などに取り組む協定を結びました。

締結式は鹿児島県庁で行われ、塩田知事と、ベトナム航空のゴー・シー・アイン日本地区総支配人、それに大手旅行会社エイチ・アイ・エスの矢田素史社長が、協定書を交わしました。

協定書には、▽鹿児島空港とベトナムを結ぶ定期便の就航に向けた取り組みを進めていくことや、▽観光セミナーの開催などプロモーション活動を行っていくことが盛り込まれています。

式のなかで塩田知事は、「3者が連携、協力した共同プロモーションの展開も盛り込まれ、大変、心強く思います。ベトナムとの相互連携により定期便の就航や、両地域における交流の深化、観光消費の拡大促進が期待されます」と述べました。

また、ベトナム航空のゴー・シー・アイン日本地区総支配人は、「来年3月に鹿児島とハノイのチャーター便が双方向に運航することになり、感謝しています。これからのお互いの発展を期待しています」と述べました。

県にとっては協定によってインバウンド需要の増加や特産品の輸出拡大につなげる狙いがあり、将来的な定期便の就航に向けて、来年3月27日にチャーター便の運航を予定しているということです。