旬のじねんじょ使った「新薯かるかん」を知事に贈呈 県庁

鹿児島県内の製菓会社でつくる団体が20日県庁を訪問し、旬を迎えたじねんじょを使った「新薯かるかん」を贈呈しました。

20日、県庁を訪れたのは県菓子工業組合の4人で、「新薯かるかん」を塩田知事に贈呈しました。

「かるかん」は、じねんじょや米粉を練り合わせて蒸した和菓子で、幕末の薩摩藩主、島津斉彬が進めた事業で本格的に作られるようになりました。

旬を迎えたじねんじょを使ったものは「新薯かるかん」と呼ばれ、通常よりもじねんじょのうまみやコクを感じやすくしっとりした食感が特徴で、贈答用としても人気があります。

旬のじねんじょを使ったかるかんは、来年3月ごろまで、楽しめるということです。

県菓子工業組合の岩田英明理事長は「旬のじねんじょを使ったおいしいかるかんを、ぜひみなさんに食べていただきたい」と話していました。