奄美 3人刺傷の疑いで34歳の容疑者逮捕 命に別状なし

奄美市の自宅で、60代の女性と男の子2人を包丁で刺して殺害しようとしたとして、30代の容疑者が逮捕されました。
3人はいずれも軽傷で、命に別状はないということです。

逮捕されたのは、奄美市名瀬朝仁新町の34歳の女の容疑者です。

警察によりますと、容疑者は先月26日の夜、自宅で60代の女性と10歳未満の男の子2人のあわせて3人の胸などを包丁で刺したとして、殺人未遂の疑いが持たれています。

被害者からの通報を受けて、警察が行方を捜査していたところ、当日の夜、奄美市内のスーパーで包丁を持ち歩いていた容疑者を発見し、銃刀法違反の疑いでその場で逮捕していました。

その後の調べで、容疑者が3人を刺した疑いが強まり、15日、再逮捕したということです。

3人はいずれも軽傷で、命に別状はないということです。

警察は容疑者と3人の関係について明らかにしていませんが、面識はあったということです。

警察の調べに対し、容疑者は「記憶がありません」と話しているということで、警察は当時の詳しいいきさつなどを調べています。