防犯カメラ付きの自動販売機設置で協定締結

地域の安全を守ろうと、大手飲料メーカーと警察などが連携し、防犯カメラ付きの自動販売機の設置を進めることになりました。

これは、大手飲料メーカーの「アサヒ飲料」と警察、それに県が連携して取り組むもので、15日、協定が締結されました。

協定では、「アサヒ飲料」が防犯カメラを取り付けた自動販売機を設置するほか、営業車両のドライブレコーダーの映像を事件や事故の際に警察に提供するということです。

県内では来月、鹿児島市内に防犯カメラ付きの自動販売機が初めて設置される予定で、来年中に10台の設置を目指しているということです。

「アサヒ飲料」は、4年前から防犯カメラ付きの自動販売機の設置を進めていて、これまでのところ全国では70台以上設置されているということです。

アサヒ飲料九州支社の小幡靖彦支社長は「たくさんある自動販売機が何かの役に立てないかと考えました。犯罪の未然の抑止につながってほしい」と話していました。