「メディアリテラシー」学ぶ教室 鹿児島 霧島

メディアからの情報を正しく読み解き、活用する力、「メディア・リテラシー」を学ぶ教室が、霧島市の小学校で開かれました。

この教室は、NHKが東京のNHK放送博物館と全国の4つの小学校をオンラインでつないで開きました。

NHK鹿児島放送局の齋藤湧希アナウンサーが司会進行を務め、鹿児島県からは、霧島市の霧島小学校の5年生と6年生およそ20人が参加しました。

このなかで、ケーキ店の魅力を伝える方法を考える課題では、16枚のケーキや店のイラストの中から参加した4つの学校ごとに、魅力を感じるものとして選んだ4枚について、それぞれの児童が「ケーキのおいしさや店のこだわりが伝わる」などと、選んだ理由を説明しました。

また、表現のしかたで印象が変わることを学ぶ課題では、ひとつは生徒たちが明るいなどのプラスの面、ひとつは坂が多いなどのマイナスの面をそれぞれ強調する2つの学校紹介の動画を比較し、プラス面だけでなくマイナス面も表現すべきか、討論していました。

参加した6年生の恩田芽依さん(12)は、「与えられた情報だけを見るのではなく、視点を広げて考えていきたいと思いました」と話していました。