九州最大級の体験型のアウトドアイベント開催 東串良町

東串良町で、九州最大級の体験型のアウトドアイベントが開かれ、大勢の家族連れでにぎわいました。

東串良町の町民運動公園で開かれた「KAGOSHIMA outside Festival」には、県内外から112の店がブースを構え、最新のキャンプ道具などが展示販売されました。

会場では、巨大なプールの水面をパドルを操って進むSUPや、ゴムひもとトランポリンを使って飛び上がる遊具などを体験することができ、子どもたちの人気を集めていました。

霧島市から来た兄弟は「すごく高く飛べるのが楽しかった」と話していました。

このほか、地元・東串良町で育てられた黒毛和牛に手で触って体重を当てたり、特産のピーマンを「金魚すくい」のようにすくって持ち帰れるユニークなイベントも行われました。

主催者によりますと、3日と4日の2日間であわせておよそ1万4000人が訪れたということです。

鹿屋市から来た男性は「キャンプが好きなのでキャンプギアを見に来ました。にぎわいが生まれるのでもっとこういうイベントを増やしてほしい」と話していました。

イベントを企画した東串良町の地域おこし協力隊の前園尚紀さんは「大隅半島で子どもたちが楽しめる『おもちゃ箱』のようなイベントを作りたいと思い企画しました。子どもに戻った感じで楽しんでほしい」と話していました。