全国障害者スポーツ大会 水泳などすべての競技が終わる
全国障害者スポーツ大会「かごしま大会」は、最終日の30日、鹿児島市で水泳などが行われ、すべての競技が終わりました。
全国障害者スポーツ大会の水泳は、30日、鹿児島市の鴨池公園水泳プールで障害や年齢のクラスを分けて競技が行われました。
このうち、男子50メートルバタフライ、知的障害のクラスに出場した串木野特別支援学校の焼山志穏選手は、29秒63のタイムで銅メダルを獲得しました。
焼山選手は、小学6年生から水泳を始め、2年前から「かごしま大会」を目指して本格的に練習を積んできました。
ことし4月からは、学校の寮を出てコーチとともに週6回練習を行い、ベストタイムの更新とメダル獲得を目指してきました。
30日は、ベストタイムの更新はなりませんでしたが、コーチや応援にきた人たちの前でメダルを獲得しました。
焼山選手は「地元で泳ぎやすいこともあり、去年の栃木に比べるといいタイムも出せてうれしい気持ちです。メダルもとれてみんなも応援してくれて、最高のレースになりました」と笑顔で話していました。
このほか、知的障害のクラスの200メートルリレーで、鹿児島チームは、1分58秒91のタイムで銀メダルを獲得しました。
全国障害者スポーツ大会「かごしま大会」は、30日過ぎにすべての競技が終わり、閉会式を経て3日間の熱戦に幕が下ろされます。