国体 自転車競技最終日 大隅半島を駆け抜けるロードレース
「かごしま国体」の自転車競技は最終日の15日、大隅半島を駆け抜けるロードレースが行われました。
スタート地点となった鹿屋市役所では、鹿屋体育大学の学生や地元の子どもたちがダンスを披露して会場を盛り上げました。
また、県産の食材を使い自転車のタイヤをイメージした「車輪ドーナツ」や、郷土料理のサツマイモの天ぷら「ガネ天」などがふるまわれました。
ロードレースは鹿屋市と肝付町、錦江町、南大隅町の1市3町を舞台に行われ、成年男子と少年男子、それに女子のあわせて188人の選手が出場しました。
沿道には、早朝のスタートにも関わらず大勢の人たちが駆けつけ大きな声援を送っていました。
自転車愛好家の地元の男性は「自転車が盛んな街なのでこの大会を待っていました。こういうレースを通じてみんながもっと自転車に乗るようになってほしい」と話していました。
また、地元の選手の応援に訪れた女性は「家族みんなで応援に来ました。地元で頑張っている子どもたちなので応援も一段と力が入ります」と話していました。