全国交通安全運動 自転車登校の高校生らに呼びかけ 鹿児島市

秋の全国交通安全運動に合わせて鹿児島市では、警察官が自転車での安全運転を心がけるよう登校してくる高校生たちに呼びかけました。

鹿児島市にある県立鶴丸高校前の交差点では、25日午前7時ごろから鹿児島西警察署の警察官11人が自転車で通学してくる生徒などに自転車の乗り方について書かれたチラシを配りました。

今月21日から行われている秋の全国交通安全運動では「自転車のヘルメット着用」が重点項目の一つになっていて、チラシには、ことし4月から努力義務になったヘルメットの着用のほか、夜間のライト点灯や一時停止を守ることなどについて書かれています。

県内では、自転車の事故や交通量が多い27の道路や地区が重点的に指導を行う場所に指定されていて、このうち鹿児島西警察署管内では、鶴丸高校前交差点を含む中央駅西口交差点から永吉2丁目交差点までの市道と新照院交差点から伊敷団地入口交差点までの国道が指定されています。

鹿児島西警察署の吉見和彦交通課長は「ヘルメットの着用をはじめとして、みずからの身を守り、ほかの人たちの安全を守るという気持ちで運転してほしい」と話していました。