サッカースタジアム 下鶴市長「知事と意思疎通図られている」

鹿児島市の下鶴市長は29日の市議会で、市が検討を進めている本港区エリアの「北ふ頭」でのサッカースタジアム構想を念頭に、塩田知事などと「意思疎通は図られている」と述べました。

今月23日に開会した鹿児島市議会は、29日から代表質問が始まりました。

この中で、下鶴市長は「県と市の意見交換会のほか、毎月、定期的にお会いする機会において街づくりに関するさまざまな意見交換を行っていることから、意思疎通は図られているものと考えている」と述べ、「北ふ頭」でのサッカースタジアム構想などを念頭に、塩田知事や県の関係部署との意思疎通はできているという認識を示しました。

そのうえで、引き続き関係機関と連携し、民間の資金やノウハウの活用も考えながら検討を進めていく考えを示しました。

一方で、県側はスタジアムの規模や構成について市が成案としてまとめたうえで示すことなど、8つの項目をあげて市の考えを求める文書を市に提出しています。

市議会の代表質問は30日も行われます。