ふるさと納税寄付額 鹿児島県は全国4番目の424億円余り

昨年度、県内の自治体に寄付されたふるさと納税の総額はおよそ424億6400万円で、都道府県別で4番目に多かったことが総務省のまとめでわかりました。

総務省によりますと、昨年度、県内の自治体に寄付された総額は424億6435万円でした。

これは前の年度より24億4086万円、率にして6%増加し、都道府県別では全国で4番目に多くなっています。

市町村別でみると志布志市が62億1960万円と県内では最も多く、全国でも15番目でした。

次いで、南さつま市が53億5597万円、鹿屋市が45億8735万円などとなっています。

また、寄付された額の増加率が最も大きかったのは阿久根市で、前の年度より2.2倍増えて、5億814万円となりました。

県財産活用対策室は「コロナ禍の巣ごもり需要を背景に、返礼品の数を増やしたり寄付が増える年末を見据えて秋ごろからサイト内でのPRを強化するなどして各自治体が取り組んだ結果、県全体の寄付額が増えたのではないか」と話しています。