「かごしま国体」炬火リレー 県庁で「採火式」

ことし10月に開催される「かごしま国体」の炬火リレーが21日にスタートするのを前に、鹿児島県庁で火をおこす「採火式」が行われました。

「かごしま国体」と全国障害者スポーツ大会はことし10月に開かれ、県内では21日から来月26日まで、3つのコースにわけてオリンピックの聖火リレーにあたる炬火リレーが行われます。

20日は「採火式」が鹿児島県庁で行われ、塩田知事が「思い出に残る、希望に満ちた大会となるよう準備に取り組みます」とあいさつしました。

このあと、太陽光を集めて火がおこされる予定でしたが、20日は曇りだったため、島津家の伝統を伝える活動をしているグループによって火打ち石で火がおこされ、トーチに移されました。

そして、トーチの火が一度、受け皿に移されたあと、炬火を運ぶ3つのランタンに火がともされました。

その後、県の職員がランタンを車に乗せて、炬火リレーのスタート地点へと出発しました。

炬火リレーは3つのコースにわけて鹿児島県内すべての自治体をまわり、21日は伊佐市と三島村で、22日は指宿市でスタートし、来月26日まで行われる予定です。