鹿児島市の小学校の給食にくぎ混入 児童にけがなし

２９日、鹿児島市の公立小学校で提供された給食に、長さ４センチほどのくぎが混入していたことが分かりました。
児童にけがはなかったということですが、市教育委員会が混入の原因を調べています。

鹿児島市教育委員会によりますと、２９日、市内の公立小学校で提供された給食の副菜に、長さ４センチほどのくぎ１本が混入しているのを食べようとした児童が見つけました。

児童にけがはありませんでしたが、学校は校内放送で副菜を食べないよう呼びかけたということです。

給食は校内の給食室で調理されたもので、学校が調べたところ、ほかの異物の混入は確認されなかったということです。

教育委員会は、給食の製造から提供の過程でくぎが混入したとみて、詳しい原因を調べることにしています。

鹿児島市が提供する給食をめぐっては、今月上旬にもほかの小学校で、長さ１センチほどのプラスチック片が混入しているのが見つかっています。

鹿児島市教育委員会は「保護者の皆様にご心配をおかけし申し訳ない。原因究明を行い、再発防止に努めていく」とコメントしています。