知覧茶の産地で茶摘み機の操作競技会 鹿児島 南九州

知覧茶の生産地として知られる南九州市で茶摘み機の操作技術を競う競技会が行われました。

大会は49年前から行われていてことしは8チーム16人が参加しました。

競技では茶摘み機の運転役と指示役の2人ひと組で、摘み取りの速さや運転操作の正確さ、それに摘み取り後の畑のきれいさなど7項目を100点満点で審査されます。

参加者は競技が始まると、周囲の安全確認をしたあと、一斉に茶摘み機に乗り込み、指定されたコースを2往復して、茶葉を摘みとっていました。

審査の結果、99点という高得点で最優秀技術賞を受賞した知覧岳製茶の宮原和富さんは「うれしいです。いつもどおり摘んでいるようにやりました」と話していました。

西垂水学大会会長は、「作業の安全性を高めるために大会を続けています。おいしいお茶を作り続けようと思います」と話していました。