奄美大雨 瀬戸内町久慈集落ではたんかん畑に土砂や岩

深刻な被害の実態も明らかになってきました。

瀬戸内町の久慈集落ではたんかん畑が山から流れ込んだ土砂や岩で一面覆われてしまいました。

雨が降る前はコンクリートの道路を挟んで左右にたんかんの畑が広がっていたということですが、道路はめくれ上がり、元の様子がわからないほどになっています。

農園の持ち主の広野祐介さんは、3年前に120アールほどの面積にたんかんを植え、初めての収穫となることしは1.5トンほどの出荷を見込んでいたということですが、たんかんの木のほとんどが流されてしまったということです。

広野さんは「奄美のたんかんの味にほれてたんかんを育てたくて5年前に引っ越してきました。こんなことになるとは思っていませんでした」と話していました。