「ウクライナに捧ぐ」大空襲を知る画家が絵に込めた思いは

太平洋戦争末期、鹿児島市で一夜にして2300人以上が犠牲になった大空襲から、6月17日で78年になります。

その大空襲を経験した鹿児島市出身の画家、児浦純大さん(88歳)が、現在のウクライナの惨状に、自らの記憶を重ねた作品を、このほど発表しました。

フランス留学をきっかけに「モノトーン」を自身の表現としてきた
児浦さん。鹿児島市で6月5日まで開かれている個展も、ほとんどがの作品が、白と黒だけで描かれています。

ところが「ウクライナに捧げる」と題した2点だけが、鮮烈な色を使って描かれています。
なぜ色を使ったのか?絵に込めた思いと空襲の記憶、そして平和への願いを聞きました。