シェラトン鹿児島が開業 オープンまでの舞台裏は

鹿児島初の本格的な外資系ホテル「シェラトン鹿児島」が16日にオープンし、記念のセレモニーが行われました。オープンまでの舞台裏はどうなっていたのでしょうか。

鹿児島市高麗町で16日にオープンした「シェラトン鹿児島」は、地上19階建て、228の客室を備える鹿児島初の本格的な外資系ホテルです。

最高級のスイートは1泊20万円からで、洗練されたラグジュアリーホテルとして、国内外の富裕層をターゲットにしています。

16日に行われたオープニングセレモニーには、鹿児島市出身の俳優・沢村一樹さんや、大河ドラマ「西郷どん」の主題歌を歌った歌手・里アンナさんが登場し、トークで会場を盛り上げました。

一方、午後3時のオープンに向けて、舞台裏ではスタッフが準備に追われていました。

飲食部門の責任者を務める信田豊さんは、30年以上ホテル業に携わってきたベテランで、ワイングラスなどの食器やオープニングパーティーで提供される料理などを、入念にチェックしていました。

そして、午後3時にホテルがオープンすると、さっそく多くの人が訪れていました。

宿泊に訪れた鹿児島市の20代の男性は、「外資系ホテルの進出は地元の人にとっても、とても魅力です。今後も自分へのごほうびや、大切な人が来たときの宿泊で利用したいです」と話していました。

信田さんは、「鹿児島のいいところを海外の方々に伝えたい。3年後5年後10年後に、本当にすごいホテルだと言われるよう精進していきたい」と話していました。