「春のばら祭り」かのやばら園がリニューアル 鹿児島 鹿屋

鹿屋市にある「かのやばら園」がリニューアルされ、恒例の「春のばら祭り」が始まりました。

「かのやばら園」は8ヘクタールの広大な敷地に、1500種類、3万5000株のバラが植えられ、今、見頃を迎えています。

ことしは、入り口付近に「ウェルカムガーデン」が整備されたほか、展望デッキが新設されるなどリニューアルが行われ、「春のばら祭り」初日には、関係者が出席して記念のセレモニーが行われました。

そして、地元の幼稚園に通う子どもたちが合唱して訪れた人たちを出迎えました。

この日はおよそ1000人が訪れ、色とりどりのバラを写真に収めたり、園内を散策したりして楽しんでいました。

かのやばら園のファンだという広島市から訪れた夫婦は「毎年この時期に来ています。春はつるバラが魅力で一番好きです」と話していました。

長年、ばら園を管理している鹿屋市都市政策課の宮地秀作さんは「ことしは順調に育っていて、咲き変わっていくばら園を何度でも訪れてほしい。鹿屋生まれのバラもあるので楽しんでほしい」と話していました。

「春のばら祭り」は、来月4日までで、期間中、休まず開園するということです。