かごしま国体に先立ち デモンストレーションスポーツ始まる
ことし10月に「かごしま国体」と全国障害者スポーツ大会の「かごしま大会」が開催されるのに先立って、国体の競技のひとつで誰でも参加できる「デモンストレーションスポーツ」が16日から始まりました。
「デモンストレーションスポーツ」は、幅広い世代がスポーツに親しむきっかけにすることなどを目的に、正式競技や公開競技などに含まれないものについても、国体の競技のひとつとして実施するものです。
かごしま国体では36の競技が9月末にかけて離島を含む県内32の市町村で行われる予定で、初日の16日は姶良市の総合運動公園で開会式が行われ、塩田知事が「大会を通じてスポーツの魅力を実感し、世代間・地域間の輪をますます広げてほしい」とあいさつしました。
16日行われたのは、金属製のボールを的にめがけて投げて得点を競うフランス発祥の「ペタンク」という競技です。
試合には、県内外からおよそ200人の選手がチームごとに出場し、拍手をしたり歓声を上げたりしながら、真剣な表情でボールを投げていました。
佐賀県から参加した80代の男性は「毎日練習をしています。素晴らしいグラウンドでコンディションも良く、とても楽しいです」と話していました。
「デモンストレーションスポーツ」には年齢や性別を問わず誰でも参加でき、競技ごとの申込期間や問い合わせ先は、かごしま国体のホームページに一覧が掲載されています。