国体と全国障害者スポーツ大会の運営ボランティア研修会

ことし10月に鹿児島県で開催される「かごしま国体」と全国障害者スポーツ大会の運営ボランティアの研修会が行われました。
全国障害者スポーツ大会ではボランティアが不足していて、県が募集しています。

12日、鹿児島市の会議室で行われた研修会には、大会で受付や案内などを担当するボランティア150人が参加し、はじめに県の担当者が大会の日程や業務の内容について説明しました。

また、講師として招かれた航空会社の客室乗務員2人が、気をつけたい身だしなみやことばづかいを伝えたり、参加者どうしでおじぎのしかたを練習したりしていました。

県国体・全国障害者スポーツ大会局によりますと、運営ボランティアの募集は今月31日が締め切りで、先月末までにのべ7000人余りが登録していますが、全国障害者スポーツ大会のボランティアが大幅に不足しているということです。

鹿児島市の30代の女性は「おもてなしの心を教えていただいて、実践できるように日頃から心がけたい。まずは笑顔でおもてなしをするのが一番かな思います」と話していました。

また、親子で参加した鹿児島市の高校2年生は「これからボランティアをしていくのが楽しみになりました。全力でおもてなしをして、鹿児島っていいところだなと思ってもらいたい」と話していました。