さつま町の地域ブランド SNSで作り手の思いなど魅力を発信

町の農産物や商品を広くPRしようというさつま町の地域ブランド「薩摩のさつま」では、SNSで作り手の工夫や思いなど魅力を発信する取り組みを進めています。

「薩摩のさつま」は、さつま町や商工会、JAなどが連携して去年立ち上げた地域ブランドです。

町で生産、または製造され、食べたり使ったりした人が、他の人にすすめたいと思ってもらえる品であることなどが条件です。

認証されると、町特産のたけのこをモチーフにしたロゴマークのシールを貼ることができ、これまでに焼酎やお茶、お菓子など33品目が認証を受けています。

最近は、SNSでの情報発信にも力を入れていて、このうち、投稿サイトの「note」では、認証された農産物や商品が生み出された背景などを伝えています。

作り手の工夫や思いを伝える写真入りの記事が掲載されていて、認証マークの背景にある魅力の発信を進めたいとしています。

「薩摩のさつまブランド推進協議会」の堀之内力三幹事長は「商品の表から見えてこない作り手さんの思いや特徴、それにその土地の風土なども含めてお伝えできればいいと思います」と話していました。