シイタケの「駒打ち」小中学生が体験 志布志市

志布志市の小中学生がシイタケの栽培につかわれるクヌギの原木にシイタケの菌糸をまぶした木片を打ち込む「駒打ち」を体験しました。

志布志市の有明校区では土曜日の授業がなくなった10年ほど前から毎月第三土曜日に公民館主催の体験学習が行われています。

18日小学生11名と中学生3名が参加し、はじめにコウモリなどを観察しながら近くの導水路を3キロほど散策しました。

そしてシイタケの「駒打ち」に挑戦し、クヌギの原木にハンマーを使って椎茸の菌糸をまぶした木片をトントンと打ち込みました。

原木はそのまま家に持ち帰って育てることになっていて、収穫できるのは夏を2回越した来年の秋になるということです。

参加した小学生は「トントントンって音がするのが楽しかった」と貴重な体験を楽しんでいました。

有明校区公民館の南堂智昭副館長は、「子供たちがいろんな体験をして良いところだなと思ってもらって、地域の担い手になってもらいたい」と話していました