鹿児島県内の火山に関する情報(12月2日)

県内の火山に関する情報です。

【桜島】

桜島では活発な噴火活動が続いていて、先月28日から、2日午後3時までに南岳山頂火口で噴火が2回発生し、このうち2日午前3時40分の1回が爆発的な噴火でした。

この爆発的な噴火では、噴煙が火口から3200メートルの高さまで上がり、大きな噴石が火口から800メートルから1100メートルまで飛びました。

夜間には高温の火山ガスなどが雲や噴煙に映って赤く見える火映が観測されました。

衛星を使った観測では、姶良カルデラの地下深くでマグマが長期にわたって蓄積していると考えられ、火山ガスの放出量もおおむね多い状態で経過していることから、今後も南岳山頂火口を中心に噴火活動が続くと考えられます。

気象庁は噴火警戒レベル「3」の火口周辺警報を継続し、南岳山頂火口と昭和火口からおおむね2キロの範囲では、噴火に伴う大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけています。

【諏訪之瀬島】

諏訪之瀬島の御岳火口では、2日午前11時半ごろの噴火では、噴煙が火口から900メートルの高さまで上がりました。

先月28日から2日午後3時までの間に爆発的な噴火は観測されませんでした。

島の西側の火山性地震は少ないながら発生しています。

諏訪之瀬島では、島の西側のやや深いところでマグマの蓄積量がわずかに増えていることを示唆する地盤の変動が観測されていましたが、先月ごろから変動は停滞していてマグマが蓄積された状態が続いていると考えられています。

気象庁は今後も噴火活動が継続するとして噴火警戒レベル「3」の火口周辺警報を継続し、御岳火口の中心からおおむね2キロの範囲では、噴火に伴う大きな噴石に警戒するよう呼びかけています。