馬毛島の自衛隊基地建設 防衛省が港のしゅんせつ工事に着手

アメリカ軍の空母艦載機訓練の移転先として、西之表市の馬毛島に自衛隊基地を建設する計画をめぐって、防衛省は16日、島にある港のしゅんせつ工事に着手しました。
この港について、防衛省は、基地建設に使う資材を搬入するために利用するとしています。

しゅんせつ工事が始まったのは、馬毛島の東側にある葉山港です。

現在は主に漁業者が使っていますが、地元の種子島漁協は、座礁の危険性があるなどとして、西之表市を通じて防衛省にしゅんせつ工事を求めていました。

防衛省と種子島漁協は、島の周辺でとれるアワビの仲間、トコブシの漁の時期が終わったあとの8月15日以降に工事を始めることで合意し、県も許可していましたが、防衛省によりますと、16日夕方、港のしゅんせつ工事に着手したということです。

県によりますと、港から300メートル沖合まで、水深がおよそ3メートルになるように海底の土砂を掘り下げる計画で、工期は、およそ7か月を見込んでいるということです。

防衛省は、葉山港を自衛隊基地の建設に使う資材を搬入するために利用するとしているほか、先月には、島を管理するための全長およそ10キロの外周道路の工事にも着手していて、基地建設に向けた動きを加速させています。