鹿屋市の小学校でもち米の田植え 創立100年の紅白餅用に
鹿屋市の西俣小学校では、創立100周年にあわせて記念の紅白の餅をつくるために12日、児童がもち米の田植えに挑戦しました。
鹿屋市の西俣小学校は11月に100周年の記念式典を予定していて、卒業生などでつくる「西俣盛り上げ隊青年部」が地区の800戸に紅白の餅を配ることを計画しています。
12日は、その第一段階としておよそ20人の児童が田植えに挑戦しました。
児童が植えたもち米は、食の大切さを教えるために脱穀まですべて昔のやり方で行われることになっていて、秋には700キロほどの収穫が見込まれているということです。
松元優彦校長は「米づくりを通して子ども達が情緒豊かに逞しく育ってほしい」と話していました。
「西俣盛り上げ隊」の隊員で、46年前に西俣小学校を卒業した櫛下良平さんは「地域があってこその小学校なので、みんなで一体となって盛り上げていきたい」と意気込んでいました。
田植えをした児童は「稲が大きくなって沢山つくれたらいい」とか「この餅、美味しいなと思って100周年で食べてもらいたい」と期待に胸を膨らませていました。