絵本作家「かこさとし」作品展

去年92歳で亡くなった、日本を代表する絵本作家のかこさとしさんの作品を紹介する展示会が、12日から鹿児島市の「かごしまメルヘン館」で始まりました。

12日は市内の幼稚園の園児たちが招かれ、記念のセレモニーがありました。

セレモニーではかこさとしさんの代表作、「だるまちゃん」シリーズの読み聞かせが行われ、園児たちは絵本を見つめながら聞き入っていました。

このあと会場ではテープカットが行われ、訪れた人たちが早速作品を鑑賞していました。

今回の展示会は去年亡くなったかこさんの功績を振り返ろうと「かごしまメルヘン館」が企画したもので、絵本の原画や下絵など93点が紹介されています。

このうち「からすのパンやさん」の原画では、主人公のカラスたちが焼いたさまざまな形のパンが描かれています。

また、この原画のベースとなった下絵も合わせて展示されています。

下絵は鉛筆などで描かれ、パンのデザインを構想したあとがうかがえます。

このほか、会場には絵本の場面を再現したオブジェも設置され、園児たちが登場人物になりきって記念撮影してもらっていました。

この展示会の会期は9月16日までとなっています。

「かごしまメルヘン館」の学芸員の吉村弥依子さんは「3世代にわたって親しまれてきた作品がたくさんあるので、子どもはもちろん、お父さんお母さんやおじいちゃん、おばあちゃんも一緒に楽しんでもらいたいです」と話しています。