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学生が自動車リサイクル工場で部品再利用の仕組み学ぶ 宇部
資源の再利用など循環型社会の実現に関心を持ってもらおうと、山口大学の学生が宇部市にある自動車のリサイクル工場を訪れ、車の部品が再利用される仕組みを学びました。
この見学会は、自動車のリサイクル対策を推進する東京の財団法人が県内では初めて開き、５日は社会課題の解決について学ぶ山口大学経済学部の学生およそ３０人が宇部市にある自動車のリサイクル工場を訪れました。
学生たちははじめに工場の担当者から１台の自動車にはおよそ３万点の部品が使われていて、このうち９９％がリサイクルされていることなどを教わりました。
このあと、実際に車体が細かく分解される様子を見て回り、ドアやライトといった取り外された部品を再び商品として販売するため、工場の中に撮影スペースが設けられていることや、エンジンなどおよそ１万５０００点の部品が敷地内に保管されていることを学びながら、環境への負荷を減らすリサイクルやリユースの大切さを感じ取っていました。
２年生の男子学生は「使える部品と使えない部品を細かく判断していることを初めて知って、リサイクルの大切さを改めて感じました」と話していました。
07/05 19:39