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高野山の寺院 雇用調整助成金を不正受給と公表 和歌山労働局
宿坊を営む高野町の寺院が、新型コロナウイルスの影響で休業していたとするうその書類を作成し、雇用調整助成金４４３万円余りを不正に受給していたと和歌山労働局が公表しました。
寺院側は、すでに全額を返還しているということです。
和歌山労働局が公表したのは、高野町高野山の寺院、「大明王院」です。
和歌山労働局によりますとこの寺院は、令和２年４月から翌年の１１月までと令和４年３月から８月までの２６か月間について、実際には休んでいないにもかかわらず宿坊の従業員を休ませて休業していたとするうその書類を作成し、雇用調整助成金４４３万円余りを不正に受け取っていたということです。
和歌山労働局は、先月（６月）、助成金の支給決定を取り消し、寺院側は、これまでに全額を返還しているということです。
「大明王院」はＮＨＫの取材に対し、「宿坊の代表である住職が外出していて、答えられない」としています。
和歌山労働局によりますと高野町で宿坊を営む寺院が雇用調整助成金などを不正に受給していたとして公表するのは、これで４件目だということです。
07/02 18:02