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橋本市とかつらぎ町 防災情報発信のため互いの送信局を利用

橋本市とかつらぎ町は、災害時に防災情報などを発信するための送信局がどちらかの自治体で使えなくなった場合、相手の自治体の送信局を利用して市民や町民に情報を発信できるようにする覚書を取り交わしました。

2日は、橋本市役所で締結式が行われ、橋本市の平木哲朗市長とかつらぎ町の中阪雅則町長が出席しました。
橋本市とかつらぎ町は、防災行政無線を自動的に受信する防災ラジオを各世帯に無償で貸与していて、情報を発信するための送信局は橋本市が1か所、かつらぎ町が2か所、設置しています。
2つの自治体は同じ「280MHz防災行政無線システム」を使っていることからどちらかの自治体の送信局が使えなくなった場合は、相手の自治体の送信局を利用して、市民や町民に防災情報を発信できるということです。
かつらぎ町の中阪町長は、「これにより、互いの自治体をカバーできるということで、有意義だと思います」と話していました。
また、橋本市の平木市長は、「防災情報は必ず届けなければならないものでお互いに電波を共有できる仕組みができてよかったです」と話していました。
07/02 16:45
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