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地元産の麦わらで麦ストローづくり 伊賀
脱プラスチックの動きが広まる中、小麦の生産が盛んな三重県伊賀市では、麦わらを使った「麦ストロー」づくりが行われています。
伊賀市では三重県内で小麦の生産が盛んな地域で、ことしも６月に収穫作業が行われました。
麦ストローを作っているのは、市内に住む小松亜衣子さん（４２）で、地元の小麦農家から無償で譲り受けた麦わらを使っています。
麦わらは節を切り取ると茎が空洞になっていて、表面はなめらかで口当たりがよく、耐水性が高いということで、洗えば２、３回は繰り返し使えるということです。
小松さんはストローに適した麦わらを選別し、節を切り取って水洗いしたあと、煮沸して消毒し、乾燥させるなどして１本１本手作業で麦ストローを作っています。
最近はストローをプラスチック製から環境に優しい素材に切り替える動きが広がっていて、小松さんは出来上がったストローを隣の名張市のカフェなどに販売しているということです。
小松さんは「麦ストローを作り始めたのは農業を応援したいという気持ちもありました。三重県は小麦の生産が盛んなので、麦ストローが広まればいいと思います」と話していました。
07/05 19:25