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能登半島地震で護岸崩れた松川 復旧工事始まり桜を伐採
能登半島地震の影響で護岸が崩れた富山市中心部を流れる「松川」の復旧工事が１８日から始まり、初日は重機を川の中に入れる準備として桜の木の伐採が行われました。
富山市中心部を流れる松川は能登半島地震の影響で県庁や富山市役所の南側周辺の７００メートルの区間で護岸の一部が崩れています。
その護岸の復旧工事が１８日から始まるのにあわせて１８日朝は県の担当者や工事関係者など約３０人が出席して安全祈願祭が開かれました。
今回の工事では川の中に重機を入れる作業などが必要になるため川沿いに植えられている約２０本の桜の木を伐採する必要があります。
式典では地元の神社の神職がこれらの桜の木に紙ふぶきをふりかけておはらいをしていました。
その後、午後に始まった工事では県庁の南側にある桜の木が伐採され、県の委託を受けた業者は切り落とした枝や幹が川に落ちないよう慎重に作業を進めトラックに積み込んでいました。
県の富山土木センターの丹保富美雄工務第二課長は「桜の木を切ったところには若木を植えるなどしてなるべく早く松川の景観を回復できるようにしたい」と話していました。
07/18 18:59