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ローイングの新種目「ビーチスプリント」の全国大会 岩美町
４年後のロサンゼルスオリンピックで新たに採用される、ローイングの新種目「ビーチスプリント」の全国大会が、鳥取県岩美町で開かれました。
日本海側で初めての開催となる「ビーチスプリント」の全国大会は、ことし９月の世界選手権の代表選考を兼ねて岩美町の東浜海水浴場で開かれ、およそ７０人の選手が出場しました。
「ビーチスプリント」は１対１の対戦形式で行われ、選手が砂浜を走ってボートに乗り込み、沖合２５０メートルまでに設置された３つのブイを左右交互に通過したあと、帰りはまっすぐ戻って砂浜のフラッグを先にとった方が勝ち上がります。
大会には、ローイングの女子軽量級ダブルスカルでオリンピックに２大会連続で出場した米子市出身の冨田千愛選手も参加しました。
５人乗りの種目では、冨田選手を含むクルーが終始リードして優勝を果たし、世界選手権の出場権を獲得しました。
冨田選手は「パリオリンピック選考で敗れて意気消沈していたところ新種目の大会に出てみたら、本当に楽しくて元気を取り戻せた。その時々で全く違う波が来て、どう対応して波に乗るかという自然との戦いが普段のローイングよりも大きくて、すごく楽しかった。今後も大会に出てみたい」と話していました。
07/07 20:10