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NHK佐賀放送局
園芸農業に進出を県が支援 参入決めた企業に初めての登録証
佐賀県は、野菜や果物などの園芸農業の振興を図ろうと、県内で営農を始める企業を支援する制度を新たに立ち上げ、１６日、参入を決めた企業に初めての登録証を贈りました。
佐賀県は、主要産業である野菜や果物などの園芸作物の産出額を増やすプロジェクトを推進しています。
この一環として県は今年度、県内で新たに農業に参入する企業や法人を支援する制度を立ち上げ、１６日、県庁で第１号となる登録証の贈呈式を行いました。
登録証が贈られたのは、ことし２月に佐賀市でミニトマトの農園を設立した「橋本農園」で、山口知事から橋本佳季社長に登録証の記念の盾が手渡されました。
橋本さんはすでに徳島県の農園を経営していて、今回新たに佐賀市大和町のおよそ１.２ヘクタールの土地で、来年８月からミニトマトの栽培を始めるということです。
県では、支援制度に基づいて営農に関する県の技術職員と連携するなどして、生産を後押しすることにしています。
橋本さんは、「燃料費の高騰が営農者の経営を圧迫している状況だが、佐賀県内で燃料と二酸化炭素を安価に供給していると知り、経営を安定できるのではと思って参入した。まずは経営を安定させて、ゆくゆくは規模を拡大したい」と話していました。
07/16 12:34