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陸上日本選手権 滋賀ゆかりの選手 成績は

パリオリンピックの代表選考を兼ねた陸上の日本選手権が、6月30日まで新潟市で行われ、滋賀県ゆかりの選手たちもパリに挑みました。

男子100メートルでは、彦根市出身でリオデジャネイロオリンピック、400メートルリレー銀メダリストの桐生祥秀 選手が30日の決勝に臨みました。
100メートルでは2大会ぶりの出場を目指した桐生選手でしたが、10秒26のタイムで5位に終わり、代表内定はなりませんでした。
これまでの実績から、400メートルリレーのメンバーに選ばれるかどうかが注目されます。
男子800メートルでは30日の決勝で、滋賀学園高校3年の落合晃 選手が1分46秒56のタイムで優勝を飾りました。
落合選手は6月29日の予選で、日本記録にあと0秒07に迫る1分45秒82をマークしオリンピック出場の期待が高まりましたが、参加標準記録には届きませんでした。
落合選手は「優勝したことは素直にうれしいが、決勝ではオリンピックの参加標準記録を絶対にねらうと決めていたのでそこは悔しい。世界で戦える選手になれるように頑張りたい」と話していました。
女子400メートルハードルでは30日の決勝で、草津市出身で立命館大学の山本亜美 選手が56秒60のタイムで優勝し、大会4連覇を達成しました。
オリンピックの参加標準記録には届きませんでした。
山本選手は「パリオリンピック出場がかかっていたので少しでも速いタイムをねらっていたが、自己ベストにも及ばず悔しい。日本選手権の連覇が重なるごとにプレッシャーもあるが、それを楽しんでいけるような選手になりたい」と話していました。
男子走り高跳びでは、大津市出身で滋賀県スポーツ協会所属の瀬古優斗 選手が、30日の決勝に臨みました。
瀬古選手はオリンピック出場に向けて3位以内を目指しましたが、2メートル15センチの記録で7位に終わりました。

07/01 09:29
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