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NHK大津放送局
近畿 局地的に激しい雨 土砂災害など警戒を
停滞する梅雨前線の影響で、近畿地方は、１日夜にかけて局地的に激しい雨が降って大雨となるおそれがあります。
激しい雨は、２日の夜にかけて、断続的に降り続くおそれがあり、総雨量も増える見込みです。
気象台は、土砂災害などに警戒するよう呼びかけています。
大阪管区気象台によりますと、梅雨前線が、２日の午前中にかけて近畿地方に停滞するため、暖かく湿った空気が流れ込んで大気の状態が不安定になっています。
この時間は近畿北部などに発達した雨雲がかかっていて、１日午前１１時半までの１時間には、▽国土交通省が兵庫県豊岡市但東町に設置した雨量計で３１ミリの激しい雨を観測したほか、▽京都府舞鶴市で１７ミリ、▽兵庫県香美町兎和野高原で１６ミリの、いずれもやや強い雨が降りました。
１日夜にかけては、前線の活動が活発になるため、局地的に雷を伴って１時間に３０ミリ以上の激しい雨が降るおそれがあります。
２日昼までの２４時間に降る雨の量は、いずれも多いところで、▽兵庫県南部と奈良県南部、それに和歌山県で１２０ミリ、▽滋賀県と京都府、兵庫県北部、奈良県北部で１００ミリ、▽大阪府で８０ミリと予想されています。
２日も夜にかけて断続的に激しい雨が降る見込みで、近畿北部と中部では、３日昼までの２４時間に、多いところで、さらに６０ミリの雨が降って、総雨量が多くなるおそれがあります。
気象台は、土砂災害や低い土地の浸水に警戒するとともに、河川などの増水に十分注意し、竜巻などの激しい突風や落雷にも注意するよう呼びかけています。
【滋賀 長浜では】
大雨警報が発表されている滋賀県長浜市では、１日午前９時ごろから局地的に強い雨が降っていました。
ＪＲ長浜駅近くの県道では時折打ちつけるような強い雨が降り、わずかな時間で道路に水がたまって、車が水をはね上げながら行き交っていました。
【京都 舞鶴では】
大雨警報が発表されている舞鶴市内では、時折、雨足が強まっています。
ＪＲ西舞鶴駅前では１日朝、足もとの水たまりに気をつけながら歩くスーツ姿の人や、長靴をはいて足早に建物に向かう人の姿が見られました。
また、道路では車が水しぶきを上げながら走っていました。
07/01 12:14