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滋賀 びわ湖での操船“飲んだら乗るな”警察が一斉取締り

滋賀県では、条例の改正に伴って、酒を飲んだあとびわ湖などで水上オートバイを含むすべての船の操縦が今月(7月)から禁止されたことを受けて、警察が6日、湖岸で取締まりを行いました。

滋賀県では、びわ湖などで船の事故を防ぐことを目的に条例が改正され、今月1日から飲酒に関する規制が強化されました。
酒気を帯びた状態で水上オートバイを含む動力がついたすべての船を操縦した場合、3か月以下の懲役、または30万円以下の罰金が新たに科せられます。
また、酒に酔った状態で操縦した場合、3か月以下の懲役、または50万円以下の罰金に厳罰化されました。
これを受けて警察は6日、湖岸で一斉に取締りを行い、このうち大津市北比良のマリーナでは、水上オートバイを操縦している人たちに警備艇から声をかけ、岸に戻ってもらったうえで飲酒をしていないか確認しました。
また、警察官がマリーナを訪れた人たちにチラシを配り、条例の改正を伝えるとともに事故防止を呼びかけました。
滋賀県警察本部水上警察隊の田村知史 隊長は「酒を飲むと運動能力が落ちたり判断力が鈍ったりするので、飲酒をせずにレジャーを楽しんでほしい」と話していました。

07/06 16:06
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