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世界各地に生息する食虫植物を紹介する展示会 新潟県立植物園

世界各地に生息する食虫植物について知ってもらおうという展示会が、新潟市秋葉区の県立植物園で開かれています。

この展示会は新潟市秋葉区にある新潟県立植物園で毎年開かれていて、ことしは今月10日から、世界各地に生息するおよそ30種類の食虫植物が展示されています。
このうち北アメリカ原産の「ハエトリソウ」は、開いた葉の内側に虫が2回触れると素早く閉じて捕獲し、10日ほどかけて消化します。
また、東南アジアなどに自生する「ウツボカズラ」は葉の先に捕虫袋があり、虫が中に入ると消化液が出て、とかすということです。
ことしの展示会では大人も楽しめるよう、来月11日以降、食虫植物に関する謎解きゲームの要素を加えた演出も行われるということです。
家族と訪れた9歳の男の子は「なぜウツボカズラの中に液体が入っているのか不思議だった。食虫植物はほとんどが外国原産だと知ることができた。楽しかったです」と話していました。
新潟県立植物園の学芸員、丸山真也さんは「ふつうの植物と違い、虫を食べるという不思議で特別な仕組みがあり、その手段もさまざまです。ぜひ来ていただき、この不思議で特別な仕組みを体感してほしいと思います」と話していました。
この展示会は9月8日まで開かれています。

07/15 11:26
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